小児リハビリテーション
様々な活動にチャレンジしたくなるようなからだとこころづくりを目指しています
当院では、脳性まひ・広汎性発達障がい・ダウン症などの染色体異常・運動発達遅滞・精神発達遅滞・言語発達遅滞など幅広い疾患・年齢層の方を対象としております。
理学療法では、お子さんの好きな遊びを取り入れながら、運動を中心に身体の使い方を練習します。寝返り・四つ這い・座位・立位・歩行などの練習を通して、様々な姿勢や運動の経験を促します。
作業療法では、遊びや作業活動を通してお子さんが意欲的に取り組めるような関わりを行ない、お子さんの能力を最大限に引き出します。 日常生活の動作(箸の使い方、着替えなど)や学校などでの困りごとに対しても訓練やアドバイスを行っています。
言語聴覚療法では、言語(語彙)や話し言葉の発達に合わせてコミュニケーションの拡大を目指しています。また、学校やご父兄様からの相談も承り検討させて頂いております。
温泉プール
温泉プールの水温は、平均37℃と一般的な温水プールよりも高く、お子さんが体内にいた時の羊水温と同じであるため、緊張が強く力が抜きにくいお子さんでもリラックスしやすい温度設定となっています。当院では、地域のプールでも同じようにプール活動ができるよう、基本的にはご家族様にも入っていただき、療法士と一緒にプログラムに取り組んでいただいております。
重力から解放された水中での様々な姿勢経験、温熱効果によるリラクゼーション、水圧を利用した呼吸の練習、泳ぎの獲得を目指した練習など、お子さんの体に応じたプログラムを行います。
感覚統合室
遊具を用いた活動を通して様々な感覚が上手く処理できるような促しをしています。おもに学習障がい(LD)や自閉症などの発達障がいのお子さんが多く利用されています。注意が散漫になりやすいお子さん、人がたくさんいると上手く行動できないお子さんも集中して活動に取り組むことができる環境となっております。
最新機器
身体に障がいのある子どもたちでも 空間の中で自由にバランスを楽しむことができる支援機器です。
幼児のための移動支援機器です。 ひとりでは移動できない子どもたちも移動を経験することで“動くこと”の楽しさを知ることができます。
当院通院中のお子さんを対象に、必要に応じて学校や保育園などへの訪問を行っております。 学校の先生や介助員さんとの情報交換、姿勢や関わり方についてのアドバイスをさせていただいております。
療育・教育機関の先生方
当院に通院されているお子さんを担当している先生や支援スタッフの方々のリハビリ見学も可能です。
保護者とご相談のうえ、お気軽にご連絡ください。
三重大学教育学部の 荒川哲郎先生による 教育相談を 行っています。
対象
当院小児リハビリに通院中の 就学前または就学中のお子さん
内容
就学に関するご相談 学校生活、学習面での困りごと など
ご希望の方は、担当療法士にお尋ねください。
相談内容や予約状況によって、すぐに対応できない場合がございます。予めご了承ください。
当院では診断を行うことができません。
専門の医療機関を受診し、診断を受けていただく必要があります。
そこで当院宛の紹介状を作成していただきます。
当院の小児科は完全予約制となっております。
お電話にてご予約ください。
059-328-1260
以下のものをご持参ください
①保険証 ②母子手帳 ③紹介状
④障害者手帳(療育手帳、身体障害者手帳、精神保健福祉手帳などお持ちの場合)
⑤発達検査記録(過去に受けた発達検査の結果がある場合)
⑥問診票(事前に当院より郵送いたします)
医師の診察後、理学療法・作業療法・言語聴覚療法の中から適切な療法が処方されます。
リハビリは担当制、予約制となっております。
リハビリ受付にて、リハビリの予約をお取りいただきます。
*種目によって混雑状況が異なり、初診後すぐに治療開始できない場合があります。
ご了承ください。
治療時間 | 月~金曜日 9:00~17:00 土曜日(第1・3) 9:00~13:00 土曜日(第2・4) 9:00~17:00 *日曜日と祝日は休みです |
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1回の治療時間 | 療育指導や相談、準備・片づけを含めて40分程度となります。 ただし、3歳未満のお子さんは個々の体力や集中力を考慮し、これより短い時間になることもあります。 |
治療頻度 | 1ヵ月に2回程度の頻度で実施しております。 お子さんの状態に合わせて医師と担当療法士が調整いたします。 |
医療法人社団主体会
小山田記念温泉病院
三重県四日市市山田町5538-1
Tel 059-328-1260