小山田記念温泉病院




小山田記念温泉病院

温泉

温泉施設

自然の恵みのひとつ「湯量、豊かな温泉」を利用して、治療やリハビリが進められます。
 当院には、日本温泉気候物理医学会認定の温泉療法医による温泉治療を行い、屋上には大・小展望風呂が設けられています。
 また、小山田施設群には露天風呂も設置しています。
 温泉を「健康増進」から「病気の治ゆ」に最大限に活用して、療養生活にもやすらぎをあたえます。

源泉名 小山田温泉

泉質 アルカリ性単純温泉
 泉温 摂氏49度 PH値:8.6 湧出量:830L/分
 温泉成分 陽イオン・陰イオン、溶在ガス成分、非解離成分など
 一般適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、 健康増進

足浴

ご利用時間 午前8:30~午後7:00
 足のだるさ、むくみを感じるときなど10分から20分ほど温泉につかると効果があります。

車椅子専用足浴

病院1階アトリウム内にこの春から登場した車椅子専用の足浴です。ここでは、車椅子に座ったままの状態で足浴につかることができます。
 足浴は多くの方が利用される人気スポットです。ぜひ一度ご利用下さい。

温泉療法

目次
1.温泉法
2."湯あたり"とは?
3.温泉の科学性とロマン性
4.小山田総合医療福祉センターと温泉
5.小山田温泉地域交流ホーム
6.血栓形成性疾患に対する温泉療法
7.温泉浴による睡眠、食欲の改善
8.夜間温泉入浴による痴呆症状の改善
9.日本温泉気候物理医学会と温泉療法医
10.温泉・気候保養地療法の期待される適応疾患
11.温泉医療の将来性
12.温泉医学に関する発表論文

温泉法

1948年(昭和23年)に制定された温泉法によると、地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガスで、温度が摂氏25℃以上、またはリチウム、ラドンなど18種類の 物質のうちどれかがそれぞれの定められた含有量以上を含むものを温泉としている。
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湯あたりとは?

温泉医学的に言うと、"湯あたり"とは温泉浴を繰り返す場合、数浴後にしばしば発現する生体の総合反応のことです。一回限りの温泉浴では決して"湯あた り"は現れません。具体的に"湯あたり"の症状としては、全身症状と局所症状に分けられます。全身症状としては、疲労倦怠感、食欲の変化(特に亢進)、便通の異常(特に便秘)、睡眠異常(特にねむい)などがあります。局所症状としては、浴場皮膚炎があげられます。"湯あたり"を湯知者が自覚するものは約5~40%と報告によりかなりバラツキがあります。
さて、"湯あたり"は温泉浴の効果が現れてきた証拠であり、良いことであるとする考え方があります。一方、"湯あたり"は温泉浴の副作用の一つであり、好ましくないとする考え方もあります。どちらの考え方が正しいかはまだ結論が出ていません。
温泉浴が良いとされている疾患としては、脳血管障害後遺症、慢性関節リウマチ、そ の他の整形外科的疾患、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などがあげられます。最近、これらの疾患に対する温泉浴の作用機序については医学的にも徐々にではあるが、解明されてきています。しかし、いずれの疾患にしても1週間~1ヶ月と長期間にわたる温泉浴が必要です。つまり、"湯あたり"の善し悪しは別にして、"湯あたり"が出現する可能性がある程度に長期間の温泉浴が必要であると言えます。
(小山田だより1994年10月15日発行より)
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温泉の科学性とロマン性

温泉水は普通の水とどう違うのでしょうか?1948(昭和23)年に制定された温泉法によると、"温度が25℃以上または、"リチウム、ラドンなど18種類の物質のうちどれかがそれぞれの定められた量以上を含むもの"を温泉としています。小山田温泉は泉温が51.0℃であり、温泉の第一の定義を満たすアルカリ性単純泉です。
 温泉療法を研究テーマとしている学会の一つとして日本温泉気候物理医学会があります。この学会の流れの1つとして、温泉療法の有効性をできる限り科学的なデータで裏付けようとすることがあげられます。この流れにより、高血圧症、糖尿病な どの生活習慣病に温泉療法が良いことがわかってきています。温泉浴を行うと、血液が固まる力には影響を与えずに、血液が解ける力だけが強まり、脳梗塞などの血栓性疾患に良いことを、私どもも証明しています。さらにこの血液を溶かす力は、普通の水よりも温泉水で強いこともわかってきました。
 一方、雨水として地表に降水してから、10~50年経った水が温泉水として湧き出てくることもわかっています。何十年という長時間地中に存在していた水が湧き出てくると思うと、ロマンを感じてしまいます。科学性とロマン性という異なった性質を持った温泉を皆様も試してみて下さい。
(元気アップ主体会1998年10月発行より)
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小山田総合医療福祉センターと温泉

四日市市中心部より南西方向約10kmの丘陵地帯に小山田記念温泉病院と福祉施設群があり、あわせて小山田総合医療福祉センターと呼んでいる。
 小山田記念温泉病院の3・4・5階が一般病棟(234床)、6階が療養型病床群病棟(96床)、7階が老人保健施設(84名)となっている。小山田総合医療福祉センターの福祉施設群は社会福祉法人青山里会が運営している。具体的には、老健(100名)、2つの特別養護老人ホーム(200名と100名)、軽費老人ホーム(A型50名、B型50名)、ケアハウス(50名)などの入 所施設以外に小山田温泉地域交流ホームなども含め、合計12施設がある。第二小山田特別養護老人ホームは1981年に全国に先駆けて設置された痴呆性老人専用施設である。小山田老人保健施設は1987年6月に全国の7モデルの一つとして開設した施設である。小山田総合医療福祉センターには新ゴールドプランで計画されているほとんどの施設が整備されており、医療と福祉の連携をはかりながら、高齢者に統合されたサ-ビ スの提供に心がけている。一方、四日市市の中心部にも2つの病院、老健、ケアハウス、デイサービスセンターなどがあり、医療法人、社会福祉法人がそれぞれ運営している。
 小山田総合医療福祉センターには小山田温泉(アルカリ性単純温泉、PH8.8、主成分はナトリウムイオン、炭酸水素イオン)があり、四日市市中心部の施設へも、タンクローリー車で温泉水を週3回運んでいる。我々はこの温泉をリハビリの一部としての運動浴、日常生活の一部としての入浴以外に、地域住民に対するサービスにも利用している。
 本院においては病院周辺の自然環境は茶畑や山脈の緑が豊であり、入院患者や福祉施設の入所者あるいは入居者が数人づつで散策したり、自力では歩行できない人々は車イスにのせてもらって自然環境を満喫している。これらのことにより心身ともにリフレッシュできる。つまり、温泉療法とは温泉および温泉地の有する自然環境等を利用した療法であり、必ずしも温泉入浴が必要ではないのである。
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小山田温泉地域交流ホーム

地域住民に対するサービスのなかで中心的な役割を果しているのが病院に隣接している地交である。
 地交とは日本自転車振興会の補助で行われている事業であり、福祉施設入所者と地域住民の交流を図る他、地域のあらゆるニーズに対応し、地域における研修、研究活動の促進や、身体的・精神的・社会的な健康増進、また文化的活動及び行事の実施等、総合した健康・文化的活動の拠点となることを目的としている施設である。具体的には、我々の地交では会員制の健康増進のクラブを設置して、温泉の利用や健康相談を行っている。この施設は1986年に開設し、現在では外来患者だけでなく、地域住民も加え、1日220~230人に利用されている。
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血栓形成性疾患に対する温泉療法

最近、脳梗塞、心筋梗塞をはじめとした血栓形成性疾患が増加してきている。本院において10年7ヶ月間に行われた連続剖検例510例を検討した結果でも、血栓が関与する疾患の代表である心筋梗塞と脳梗塞のどちらかの疾患が57.3%の剖検例に認められ、血栓に関与する疾患が多いことが確認されている。また、血栓形成には血液が固まる力(血液凝固)と血液が溶ける力(血液線溶)のアンバランスで生じることが明らかとなりつつある。我々は、41℃10分間の温泉浴前後において凝固活性に著変はなかったが、線溶能の亢進することを認めた。以上より、脳梗塞後遺症をはじめ血栓形成性疾患に対する温泉療法は、血栓の進展を防ぐという面から好ましい効果を有している。
なお、温泉浴前後において脈拍数は有意な増加が認められたが、収縮期血圧と拡張期血圧には有意な変化をきたさなかった。高血圧患者においても血圧の有意な変動は認められなかった。また、末梢血液学的検査においても有意な変動はなく、41℃10分間の温泉浴では血液動態や血球成分に関するスクリーニング検査からみる限り、高齢者においても安全であることが確認できた。
 38℃温水浴ではこの変化はなく、38℃温泉浴と41℃温水浴では統計学的にも有意な増加であり、41℃温泉浴ではさらに強い増加を認めた。温泉の作用機転としては3つ考えられている。まず、水圧と浮力による機械的作用、次に、温熱、温度の作用、最後に、含有成分の化学的作用である。温水浴でも機械的作用と温度の作用は存在するため、温泉浴と温水浴との根本的な相違は化学的作用つまり泉質である。以上より、温泉浴前後にみられる線溶能活性化には、泉質と温度の両者が影響 している。
 ヨーロッパの国々と同様に日本でも、脳梗塞後遺症患者に対して温泉療法がよく行われてきているが、これは片麻痺を有する患者では、温水中で関節可動域が広くなるために容易に運動が可能である等の利点があることが、以前から知られていたことによる。温泉浴に線溶活性化作用があることにより、温泉浴が血栓症の根本的な治療法と成りうる可能性もあり、血栓症患者に対する温泉療法は今後ますます注目される可能性がある。
 ジョギングによって気分がよくなるのはβエンドルフィンによることが知られている。また、温泉浴によりβエンドルフィンの分泌が増加し、脳に作用して気分をよくするとの報告がある。一方、運動負荷は線溶活性を亢進させることが一般的に知られている。以上より、血液線溶学的とβエンドルフィンとの両面において、温泉浴と適度の運動負荷とが同様の作用を有していることは非常に興味深い。このことからすると、温泉に入ることにより、運動をした時と同様の爽快さを感じることで、心身がリフレッ シュできると考えられる。
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温泉浴による睡眠、食欲の改善

病院に隣接する小山田温泉地域交流ホーム利用者200名(平均年齢66.2歳)に対して、アンケート記入方式により調査を行った。その結果、地交の利用目的に関する結果より、地域住民の地交に対する期待として温泉利用による健康づくりが大きなウェイトを占めていることが推察された。温泉利用による健康的な効果では、90%の人が健康に良いとの回答であり、具体的な効果としては、疼痛改善、気分良好、良眠、食欲改善などが多くみられた。
 デイサ-ビス・デイケア利用者186名(男性66人、女性120人、平均年齢76.9歳)に面接法でアンケ-ト調査を行った。その結果、温泉の効果として疼痛の改善、良眠、食欲亢進などが認識されており、特に疼痛の改善は有意であり、在宅障害者の生活の質(QOL) の向上に温泉入浴は有効であると考えられた。現在は週1回の入浴が一般的であるが、週1回よりも週2回以上の利用者に疼痛の改善、良眠、食欲亢進を高率に認めた。平成12(2000)年4月から介護保険が始動するが、今後、週2回以上の入浴 が一般化するように行政的な働きかけも必要である。
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夜間温泉入浴による痴呆症状の改善

我々の医療福祉施設群にも老人性痴呆患者で、自力で入浴できないため、入浴介助を必要とする人は多い。日本人には入浴が好きな人が多く、大多数の人が毎日のように入浴し、入浴時間としては夕方から夜間に入浴していた人が大部分である。しかし、施設入所者の入浴は、介護者の勤務時間の関係から昼に行われるのが現状である。また、昼間入浴後に入眠する入所者も散見される。
 このようなことから、特別養護老人ホーム入所中の老人性痴呆患者10名(75~88歳、男2名、女8名)を、9週間にわたり、週2回18~19時に温泉入浴を行った。なお、夜間温泉入浴施行期間以外は14~15時に週2回温泉入浴を行った。その結果、夜間入浴開始後、睡眠状態の改善を70%以上に認め、6週目からは統計学的にも有意であった。それに伴い夜間の徘徊が減少した入所者もあった。今回の対象は10名全員が、柄沢式老人知能の臨床的判定基準で+4と非常に高度のぼけであった。このような高度の痴呆患者で、70~100%と高率に痴呆症状の改善がみられたことは画期的である。本研究では、10名の老人性痴呆患者の入浴介助を行うのに、5名の人手が必要であった。介護保険でも、入浴介助をきちんと評価し、さらに夜間入浴もしくは夜間入浴介助にはさらに高い評価を与えるなどの配慮をした制度を作っていく必要性を感じる。
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日本温泉気候物理医学会と温泉療法医

日本医学会分科会の1つに日本温泉気候物理医学会がある。1999年に第64回総会が開催されるという歴史ある学会である。
 本学会は温泉療法医を認定している。一般医師に対して温泉治療学の啓蒙をはかるとともに、数多い温泉治療者に対する一応の療養指導を行い得る医師の教育とその認定を目的としている。1998年6月現在全国で720名の温泉療法医が存在し、小山田記念温泉病院にも、4名の温泉療法医が在籍している。
 本学会はさらに、温泉・気候・物理医学について一定以上の臨床経験と研究業績をもつ医師を、日本温泉気候物理医学会認定医として認定し、温泉・気候・物理医学の水準の向上をはかり、もって国民保健に寄与することを目的としている。1998年6月現在全国で138名の日本温泉気候物理医学会認定医が存在し、小山田記念温泉病院にも2名の日本温泉気候物理医学会認定医が在籍している。
 日本温泉気候物理医学会認定医が在籍し、温泉・気候・物理療法を主要療法の一つとしている病院として、研修施設がある。以下のように、全国に18病院ある。
 大湯リハビリ温泉病院(秋田県)、群馬大学医学部付属病院草津分院(群馬県)、沢渡温泉病院(群馬県)、七沢リハビリテーション病院脳血管センター(神奈川県)、国立伊藤温泉病院(静岡県)、中伊豆温泉病院(静岡県)、尾張温泉リハビリかにえ病院(愛知県)、岐阜県立下呂温泉病院(岐阜県)、長野県厚生連リハセンター鹿教湯病院(長野県)、石和温泉病院(山梨県)、リハビリテーション加賀八幡温泉病院(石川県)、小山田記念温泉病院(三重県)、榊原温泉病院(三重県)、白浜はまゆう病院(和歌山県)、岡山大学医学部付属病院三朝病院(岡山県)、九州大学生体防御医学研究所(大分県)、湯布院厚生年金病院(大分県)、鹿児島大学医学部付属霧島リハセンター(鹿児島県)
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温泉・気候保養地療法の期待される適応疾患.

温泉医学研究の流れの一つとして、温泉療法の有効性をできる限り科学的なデーターによって裏付け総括したものとして、以下に白倉卓夫のまとめたものを示した(白倉卓夫:日本温泉気候物理医学会雑誌.57:15-17、1993)。この表の最下段に血栓性疾患が記載されている以外に、高血圧症、糖尿病などの生活習慣病や自律神経失調症、胃潰瘍、関節リウマチなどのストレッサ-が大きく関与している疾患が含まれているのが興味深い。
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温泉医療の将来性

二十一世紀にむけて温泉の展望としては、治療医学への活用もさることながら、予防医学への活用が非常に重要性を増してくるであろう。このことは、高齢社会福祉ビジョン懇談会が1994年3月28日に発表した21世紀福祉ビジョンの中に、「若い時からの健康づくりや病気の予防をきめ細かく支援する地域の保険サビース体制の充実・改革」の項目で、「運動施設や温泉療法などもメニューの中に取り入れるなど、国民一人一人が利用しやすい保健福祉事業を展開することが必要である」と述べられており、温泉の果たすべき役割が明示されている。
 平成9年度厚生白書には、健康づくりの3要素は「栄養」「運動」「休養」と記載されている。温泉療法は、これら3要素のうち「運動」と「休養」の2要素が関与している。温泉療法を他の治療法とどのように関連させ、総合させていくかということに関する代表的なものとしては鈴木仁一の研究(鈴木仁一:日本温泉気候物理医学会雑誌.53:3-6、1989)がある。緑に囲まれた家屋に座って瞑想を一定時間続けると、心身症に改善があるという報告である。本院においては病院周辺の自然環境は茶畑や山脈の緑が豊であり、入院患者や福祉施設の入所者あるいは入居者が数人づつで散策したり、自力では歩行できない人々は車イスにのせてもらって自然環境を満喫している。これらの環境は施設利用者の心身のリフレッシュに大きく貢献している と思われる。温泉療法には温泉および温泉地の有する自然環境等を利用した療法が含まれることが望ましく、必ずしも温泉入浴のみに限定する必要ではないことを強調したい。今後温泉を中心とした総合的療法のますますの発展が期待されるところである。
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温泉医学に関する発表論文

1)出口晃、仮谷嘉晃、浜口均、村瀬豊実、川村耕造、和田英夫、出口克巳、白川茂:血液凝固線溶能からみた温泉浴効果の検討.日本温泉気候物理医学会雑誌.52:73-78、1989
2)出口晃:血栓形成性疾患に対する温泉療法の血液凝固線溶学的検討.三重医報.381:4-8、1991
3)川村陽一、出口晃、鮒田昌貴、亀谷謙、浜口均、川村耕造:癌術後患者における温泉浴の利用-lentinanとの併用において-.日本温泉気候物理医学会雑誌.55:139-144、1992
4)Deguchi A、Deguchi K、Shimura M、Ohnishi K、Hamaguchi H、Kawamura Y、Wada H、Murashima S、Nishikawa M、Shirakawa S:Spa bathing activates fibrinolysis in patients with cerebral infarction.Internal Med 32:619-622、1993
5)Deguchi A、Deguchi K、Nakabayashi M、Hamaguchi H、Kawamura Y、Shirakawa S、Nishimoto Y:Medical-care and social-welfare effectiveness of the spa community home. J J A Phys M Baln Clim 57:278-282、1994
6)川村陽一:温泉が医療にもたらすこと.新医療.239:64-68、1994
7)出口晃:温泉療法と健康.三重短期大学(三重短期大学公開講座運営委員会編集)、現代を健康にいきる(あなたの健康度をチェックしてみませんか)、119-151、津市立三重短期大学、津、1995
8)Deguchi A、Nakamura S、Hamaguchi H、Kawamura Y、Nishimoto Y、Tanii Y、Deguchi K:The effect of spa bathing on infirm individuals receiving home care:Spa bathing available through day service and day care. J J A Phys M Baln Clim 59:99-104、1996
9)Deguchi A、Ochiai I、Nakamura S、Hamaguchi H、Kawamura N、Kawamura K、Kawamura Y、Nishimoto Y:Spa bathing in nights for the demented persons in nursing home.Proceedings of the 33rd conference of SITH.63-66、1997
10)Ochiai I、Deguchi A、Jinda H、Hamaguchi H、Kawamura Y、Wada H、Shiku H、Deguchi K:Spa bathing activates fibrinolysis.Proceedings of the 33rd conference of SITH.59-62、1997
11)Hamaguchi H、Deguchi A、Nakamura S、Kawamura K、Kawamura N、Kawamura Y、Deguchi K:Both spa quality and temperature play a role in blood fibrinolysis activation as a result of spa bathing J J A Phys M Baln Clim 60:221-226、1997
12)出口晃、浜口均、川村陽一、出口克巳、大西和子:リラクセーションとしての温泉浴が身体的・精神的状態に及ぼす影響.平成8年度教育学内特別経費研究報告書、ストレス(病)に対する看護について(Ⅱ)、三重大学医療技術短期大学部プロジェクト研究グループ、津、79-89、1997
13)川村陽一、出口晃:老人施設の中の生活習慣病とQOLのとらえかた.総合ケア.7:21-25、1997
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医療法人社団主体会
小山田記念温泉病院
三重県四日市市山田町5538-1
Tel 059-328-1260