部門案内
- 当院では、腎不全保存期の患者様や透析療法を導入された患者様、心疾患の患者様に運動療法を実施しております。
- 運動療法は、主に筋力増強運動や有酸素運動を行っております。
- 腎臓・心臓リハビリテーションの効果
- 適度な運動を行うことで腎臓機能を保護しながら、体力の維持や向上が期待できます。
- 日常生活の活動範囲の拡大や、生活の質が向上すると言われております。
- 運動の内容
- 運動の強さは、運動負荷試験(体力テスト)の結果より、個別で決定しています。
- はじめは無理のない運動から開始します。
- 治療の流れ
- 運動負荷試験(体力テスト)を実施します。
- 運動負荷試験の結果をもとに運動の強度を設定します。
- 運動処方に基づき、適当な運動強度で運動療法を実施します。
- 運動療法の効果を運動負荷試験にて確認します。
- 必要に応じて、運動負荷の再検討を行います。
- ベルト電極式骨格筋電気刺激法（Belt electrode Skeletal muscle Electrical Stimulation）
- 電極を腰や脚に巻き付けるベルト電極を使用することにより、大腿四頭筋やハムストリングス、前脛骨筋、下腿三頭筋など筋収縮に参加する筋量の増加を可能とした治療法です。
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| 筋力増強運動 | 有酸素運動 |
| 治療の流れ | ||
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| 診察 | 現在の身体の状態を評価し、運動療法が適応か判断するため担当医師の診察を行います。 | |
| 日時 | リハビリ担当スタッフと相談のうえ決定します。 (月～金:午前・午後 土:午前のみ) | |
| リハビリ | 当院では、個別療法と集団療法を実施しております。※ | |
| 個別療法 | 体力、症状に合わせ個別で運動療法等を実施します。 | |
| 集団療法 | 一時間ほど複数人の集団で運動療法を実施します。 | |
| 評価 | 初回と3か月ごとに運動負荷試験(体力テスト)を行います。 | |
| 運動負荷試験の結果をもとに、運動強度の決定もしくは、運動強度が適正であるかを再検討します。 | ||
※個別療法と集団療法の適応は、医師をはじめとする関連スタッフで検討します。
- ベルト電極式骨格筋電気刺激法（Belt electrode Skeletal muscle Electrical Stimulation
- 全国で200以上の病院・クリニックで導入されています。
- 三重県内でこの治療が受けられるのは当院を含め、4施設のみであり、四日市では当院でしか受けることができません。
- 治療対象
- 内部疾患患者（心不全、腎不全、肺炎後など）
- 運動器疾患患者（圧迫骨折、頚部骨折など）
- 脳血管疾患患者（脳梗塞、脊髄損傷など）
- 様々な疾患によって引き起こされた筋力低下に対するリハビリテーションとして実施しています。
- 当院での取り組み紹介
- 対象：外来透析患者9名
- 方法：透析毎に1回20分間のB-SESを1か月間実施
- 結果：足の筋力が向上し、歩行できる距離が延長
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